ダブワイズという言葉は知っていても、その本当の意味はよくわからないかもしれません。
ダブワイズはレゲエに由来する音楽ジャンルとテクニックで、リミックスのと起源と考えられています。
1970 年代、ジャマイカ人が音楽を楽しむための媒体は主にレコードでした。
その時代、レコードの B 面には A 面のタイトルトラックのリディムが収録されているのが一般的でした。
これは原曲の音源からボーカルを抜いたドラムやベースリズムを主としたヴァージョンであり、エンジニアによって楽曲をミキシングすることで作られました。
ダブワイズと呼ばれるテクニックは、エンジニアの 1 人であるキングダビーがミキシングの際に強力にエフェクトをかけたことによって誕生しました。
レゲエに由来するダブワイズですが、今日に至るまでさまざまな音楽ジャンルに大きな影響を与えています。
ヨーロッパのレゲエ、テクノ、ヒップホップ、そしてさまざまなダンスミュージックは、ダブワイズのテクニックをうまく取り入れてきました。
ダブワイズとエレクトロニックミュージックの融合はダブテクノの誕生につながり、環境音楽との融合はアンビエントダブを生み出しました。
さらに、ダブワイズと2ステップの組み合わせはダブステップを生み出しました。
ではどのような曲がダブワイズかというと、原曲のトラックをリアルタイムで抜き差ししたり、過激なディレイやリバーブなどのエフェクトを強くかけられて作られた別ヴァージョンがそれに当てはまります.
抜き差しの素材として使われるヴォーカルや楽器、雷のような強力なリバーブ、ポリリズムを生み出すディレイ、宇宙的な空間を創造するエコーなどのダブエフェクトは、元の楽曲を並外れた別世界の聴覚体験に変容させる力があります。
MADHILLS STUDIOではHONDUB HIROAKIがダブワイズを担当し、45からダブプレートまで、ダブワイズヴァージョンの制作を承ります。